ジョブデザインが誇る高品質製品ラインナップ

ジョブデザイン製品の利用方法など、よくいただく質問とその回答集です。
随時追加されます。

Q:ジンバルヘッドってそもそも何?本当に良いものなの?
A:残念ながらジンバルヘッドは、日本であまり広く普及していないため、何者かわからないイメージがあるかもしれません。
しかしアメリカ、ヨーロッパでは主に野鳥撮影、野生動物撮影、エア(航空)ショー、室内競技(アイスホッケー)等の動体撮影で広く浸透しており、特に野生生物を超望遠レンズで撮影するプロカメラマンに愛好家が多いのです。
ご存知の通り、望遠域では手持ち撮影と三脚での撮影では、機材を固定する煩わしさはあるにしても結果には明らかな差が出ます。
ジンバルヘッドを使うことは、三脚撮影でありながら、手持ち撮影以上に自由なレンズ捌きを実現できる魔法のような雲台なのです。
もちろん、高精度かつ高剛性のジンバルヘッドを使うことが前提です。

Q:サイドマウントとトップマウントの違いがわからない。
A:サイドマウント方式は機材の重心を探るのが少し難しく、望みの角度を維持するのが容易く、またスイングアームを使用しませんので軽量です。
トップマウント方式は、スイングアームを介して機材をセットしますので若干重量がかさんでしまいますが、重心を探しやすく、水平を保つのが容易です。
もちろん適切にテンションを掛ければ、角度を維持することも可能です。

動作の違い
それぞれの動作の違いは見ての通りです。
Jr.3キットはスイングアームのつけ外しがユーザー自身の手で可能ですので、どちらのマウント方式にも対応します。
●トップマウント●
スイングアームを介してレンズを固定します。
水平を保とうと動作します。
●サイドマウント●
本体に直接(クランプに)レンズを取り付けます。
テンションを掛けると好みの角度を保持します。


Q:NXシリーズとリプレイスメントフィート、どちらを選べばいいのか?
A:どちらにも一長一短があります。
リプレイスメントフィートは、専用設計品ですから重心バランスが良くなります。
また構造上、強度も得やすいため超望遠単焦点レンズの様に重量のある場合にはお勧めします。
一方でNXシリーズはレンズをえり好みせず、4種類のサイズがありますのでほとんどのレンズにフィット可能です。
また、複数のレンズ(例えば超望遠レンズ+広角レンズ)を持参した場合など、長めのNXプレートがあれば、カメラボディに直接取り付け、パノラマ撮影などにも転用できるメリットがあります。


Q:ジョブデザインというブランドは聞いたことがないが?
A:高品質な製品を製造するメーカーなのですが、日本ではあまり有名ではないかもしれません。
ジンバルヘッドが普及しているアメリカやヨーロッパには既に進出しており、ジョブデザインは非常に人気が高いブランドです。
価格を低く抑えるために、海外に生産委託するブランドも多いですが、ジョブデザインはカナダの自社工場で生産することに誇りをもっています。
これは製品品質を維持するために必要なこだわりだと考えています。
また、ジンバルヘッド専門メーカーですので、製品開発にもこだわりをもって取り組んでいます。
誰かの模倣ではなく、常にオリジナリティやイノベーションを追及しています。


Q:WAA2はどのように役立つのか?
A:以下を参照してください。
他にも活用できるシーンがあるかもしれません。

ジンバルヘッドのクランプに取り付け使用します。
そうすることで可動関節が一箇所増え、広角レンズなどを取り付けたカメラの撮影が便利になります。
左右方向に対する可動範囲が広がりますので、スペースの加減で設置できなかった大型カメラもオフセットして取り付け可能になります。 カメラはそのままに縦横のアングルに変更可能です。
また、パノラマ撮影の補助にも応用できるでしょう。


Q:レンズプレートはどのように装着するのが良いのか?また、ジンバルにはどのように取り付けるのか?
A:以下を参照してください。

プレートの位置や三脚座の高さによっては、取り付けた際にカメラボディに干渉する場合がありますが、レンズとカメラの中心と三脚座の位置がずれている場合は前後の調整幅が大きい方がバランスは取りやすいです。 プレート後端のハードストッパーを調整できるタイプ(NXM)は、足のサイズに応じて位置を調整して下さい。 ハードストッパーに三脚座の足がぴったりと当たる(捻じれない)ように押し当てながらプレートと三脚座を取り付けて下さい。
固定に2本のネジを使用できる場合には2本で留めて下さい。


ジンバルヘッドのクランプに機材を固定し、慎重にノブを回し、テンションを緩めると重心の掛かっている方に沈みます。
クランプは全開で調整せず、脱落防止ストッパーが有効に働く程度の狭い隙間に開き、調整をして下さい。

※バランスのずれた状態でテンションを緩めると勢いよく機材が滑りますので、くれぐれも慎重に、少しずつ調整して下さい。

●フロントヘビー●
レンズ側に荷重がかかっています。
クランプを軽く緩め、機材を手前(カメラ側)に引いて下さい。
●バランスド●
バランスが取れた状態です。
テンションを緩めても水平を保とうと動作します。
ノブを締め、好みの固さにテンションを調整の上、ジンバルをご利用頂けます。
●リアヘビー●
ボディ側に荷重がかかっています。
クランプを軽く緩め、機材を前(レンズ側)に押して下さい。


バランスが取れた状態で、マーカーなどでクランプとプレートに目印をつけておくと、撮影現場で素早いセッティングが可能となります。